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地域で育む子どもの未来!!~中学校部活動の地域移行がはじまります~
運動部活動の地域移行について
部活動の地域移行はなぜ必要なのか
運動部活動は、生徒の体力や技能の向上に役立てるだけではなく、責任感や連帯感の涵養など、生徒にとって多様な学びの場となっています。
一方、近年の運動部活動は、少子化による部員不足や競技専門性を有した教員の不足、学校働き方改革など様々な課題を抱えており、これらの課題は、学校だけで解決することが難しくなってきています。令和3年度の県内における出生数は、戦後初めて9千人を割り込み8,862人となり少子化の加速化が深刻な状況となっています。現在の県内中学3年生は約1万2千人ですが、15年後には約3千人の減少となる状況です。
このような背景を踏まえ、諫早市では、将来にわたり生徒がスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむ機会を確保するため、「地域の子どもは地域で育てる」という意識の下、地域のスポーツ・文化資源を最大活用し、生徒のニーズに応じた多様で豊かな活動を実現していきたいと考えております。
運動部活動の地域移行の方法について
まずは、休日の運動部活動から段階的に移行していくことが基本です。
目標時期:休日の運動部活動の地域移行を令和7年度を目途にしています。
:平日の運動部活動の地域移行は令和7年度以降、令和12年度を目途にしています。
各地域の実態やスポーツ種目特性に応じて、様々なモデル・パターンを複合した取組や工夫により多様な地域モデルが考えられます。
諫早市における運動部活動の地域移行ロードマップについて
諫早市では、子供たちの未来を見据えた「部活動改革」を推進しています。
学校部活動と地域クラブ活動の大きな違いについて
地域クラブは、学校以外の多様な主体によって実施されます。
【位置づけ】 学校部活動 : 学校教育の一環としての位置づけ
地域スポーツクラブ : 学校教育活動外の社会教育法上の社会教育の一環として位置づけ
運営について
地域クラブは基本的に実施主体の責任のもと、参加者の会費等で運営されます。保護者の理解と協力が必要です。
諫早市の運動部活動の地域移行に向けた取組(モデルパターン)