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災害への備え(水道施設の災害対策)
水道施設の耐震化
- 浄水場や配水池などの水道施設を、地震に強い施設に計画的に整備しています。
- 古くなった水道管を、地震に強い性能を備えた新しい管に計画的に取り替えています。
- 令和4年度末時点における水道施設の耐震化率は次のとおりです。
- 基幹管路:39.6%
- 浄水施設:17.6%
- 配水池:58.3%
耐震性能の高い水道管
応急給水対策
災害や事故が発生した場合に、迅速に給水するための給水車、給水タンク、ポリ容器などの備蓄を行っています。
また、停電対策として非常用自家発電機を保有しています。
給水車(2,000リットル)
給水車(800リットル)
給水タンク(500リットル)
マルチ給水栓
ポリ容器(15リットル)
停電対策の非常用自家発電機
職員の訓練
上下水道局では、毎年、諫早市総合防災訓練に給水隊として参加し、災害時の的確な応急給水、復旧活動ができるよう訓練を実施しています。
給水隊
応急給水開始
給水車から給水
マルチ給水栓を使用し、非常用飲料水袋に給水
非常備蓄品
「非常備蓄品」は、災害復旧(電気、ガス、上水道、下水道などが復旧する)までの数日間を補うためのものです。
家族の人数×3日分程度を用意しておくと安心です。
非常食
レトルトのごはんやおかず、缶詰、インスタントラーメン、チョコレートなど
生活用品
カセットコンロとガスボンベ、トイレットペーパー、毛布、衣類、ビニール袋、ドライシャンプー、生理用品など
工具類
スコップ、のこぎり、車のジャッキなど
水
飲料水、生活用水(下記参照)
非常持出品
「非常持出品」は、避難するときに持ち出す最小限の必需品です。
荷物が重いと避難に支障が出るので、「ないと困るもの」だけをまとめ、リュックサックなどに入れて、いざというとき持ち出しやすい場所に置いておきましょう。
- ヘルメット・防災ずきん(家族の人数分)
- 懐中電灯(できれば家族の人数分)
- 携帯ラジオ(小型でFM、AM両方聴けるもの)
- 予備の電池(懐中電灯や携帯ラジオ用)
- 非常食(乾パンなど火を通さずに食べられるもの)
- 救急医薬品、常備薬
- 貴重品(身分証明書や公衆電話用の10円玉も忘れずに)
- 手袋、軍手
- 生活用品(ナイフ、ライター、缶切り、簡易トイレなど)
- リュックサック(非常持出品を入れる)
- 水(飲料水:下記参照)
飲料水
- 保存量の目安:1人1日3リットル×人数分×3日分
- 水道水をくみ置きするときは、清潔でフタのできる容器に口元いっぱいまで入れてください。
直射日光を避ければ3日程度は飲料用として使用することができます。(なお、浄水器をとおした水は塩素による消毒効果がないため、毎日くみ替えてください)くみ替えた水は、掃除や洗濯などにご使用ください。
生活用水
- 生活用水(炊事、洗濯、洗面、トイレなど)を保存する時には、プラスチックタンクなどをご利用ください。
- 貯水するには、浴槽や洗濯機をご利用ください。