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教専寺の木造阿弥陀如来立像
よみがな
きょうせんじのもくぞうあみだにょらいりゅうぞう
指定区分
市指定有形文化財
指定年月日
令和4年2月21日
平安時代後期の特徴を有する木造の阿弥陀如来立像である。教専寺に本尊として伝わり、表面の金泥及び金箔は後補であるが、平安時代後期という時期と中央の作品に共通する特徴をもつ優れた仏像彫刻である。また、キリシタンによる破壊の歴史をもつ島原半島から県央地域において、良好に保存された平安時代の仏像彫刻として、歴史上及び美術工芸史上、貴重な作品である。(平安時代)