本文
林公琰肖像画
よみがな
りんこうえんしょうぞうが
指定区分
市指定有形文化財
指定年月日
令和元年11月1日
長崎の唐(とう)年(ねん)行司(ぎょうじ)の役にあった林(りん)公琰(こうえん)をほぼ等身大で描いた製作年代の明らかな黄檗僧形式の肖像画である。江戸時代初期に日本へ渡来し、その後、江戸時代を通して長崎で行われた中国貿易で重要な役割を果たした唐通事の林家の祖となった人物の筆跡でもある。諫早や長崎の文化史上及び歴史上にとどまらず、中国と日本の交流の歴史上においても重要な基準資料である。(江戸時代 1683年)