本文
太良嶽縁起
よみがな
たらだけえんぎ
指定区分
市指定有形文化財
指定年月日
令和元年11月1日
この縁起は、県指定文化財「多良岳金泉寺の不動三尊像」に関係する古文書である。宝永三(1706)年金泉寺の法印賢純が著し、宝暦十四(1764)年に法印順慶が補書したものである。多良岳が奈良時代から信仰を集め、本尊は不動明王(県指定文化財)で、キリシタンによる迫害もありながら、江戸時代を通じた信仰の継続性が記録されており、多良岳信仰を具体的に伝える古文書として貴重である。(江戸時代 1706年)