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ヱーセルテレカラフ(電信機)

ページ番号:0001293 更新日:2023年2月1日更新 印刷ページ表示

エーセルテレカラフ(電信機)の受信機
受信機

ヱ―セルテレカラフ(電信機)の送信機
送信機

よみがな

えーせるてれからふ(でんしんき)

指定区分

国指定重要文化財

指定年月日

平成27年9月4日

所在地

諫早市東小路町

ヱーセルテレカラフは、江戸時代につくられた送信機と受信機の二台からなる指字式電信機です。収納箱には、「ヱーセルテレカラフ」・「元治元年」・「中村考」と墨書されています。「元治元年」とは江戸時代末期の1864年、「中村考」とは、幕末に電信機の製作実績が知られる佐賀藩精煉方(せいれんがた)の中村奇輔(きすけ)らの設計・製作と考えられます。ヱーセルテレカラフは、幕末期の国産電信機として伝存する唯一の事例で、日本における西洋科学技術の受容のありかたを示す貴重な歴史資料です。