本文
善納岩陰
よみがな
ぜんのういわかげ
指定区分
市指定史跡
指定年月日
昭和52年3月5日
所在地
諫早市湯野尾町
交通
県営バス「川頭」徒歩60分
人類が岩陰や洞穴で生活するようになったのは、古く旧石器時代より始まり、県内では、福井洞窟や泉福寺洞穴が有名です。諫早地方で発見されたものは善納岩陰が初例で、湯野尾川の近くにあり、岩陰の奥行は約2.8m、間口は約15mあります。奥行はより深かったものと推定されますが、上部の石が剥落して狭くなったと解されます。出土品の代表的なものは、押型文土器で近くの川頭遺跡の出土品と類似しています。
現在、この場所には聖徳太子を祀った大師堂があります。