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本明石棺群

ページ番号:0001281 更新日:2023年2月1日更新 印刷ページ表示

紙諫早小学校に移設された3つ並んでいる本明石棺群を上から写した写真
上諫早小学校移設後

よみがな

ほんみょうせっかんぐん

指定区分

市指定史跡

指定年月日

昭和52年3月5日

所在地

諫早市本明町(上諫早小学校)

交通

県営バス「一軒茶屋」徒歩20分

本明川左岸の台地先端部に存在します。昭和43・44年の調査の結果、6基の箱式石棺が等高線に対してほぼ平行に築造されているのが確認されました。盛土、周溝の存在は明らかではありません。主体部は安山岩板状石を10数枚長方形に組み合わせたもので、弥生時代から継続した墓制です。棺内から刀子、土器が検出され、古墳時代初頭頃の所産と思われます。
この本明川東側丘陵には、未検出の墓群が群集していると思われ近傍には、本明川に生活の基盤を求めた人々の生活跡も存在するものと推定されます。当石棺群を含めて、この地域は当時の歴史を知る上で重要な地ということができます。

本明石棺群を男性二人で観察している写真
本明石棺1つを上から写している写真