本文
中里虚空蔵さん
よみがな
なかざとこくぞうさん
指定区分
市指定史跡
指定年月日
平成17年2月18日
所在地
諫早市多良見町中里
交通
中里虚空蔵山公園 駐車場有
中里虚空蔵山公園の一区画と石造物及びマキの古木1本が指定を受けています。
中里の虚空蔵さんは創建の年代は不明ですが、正法寺の奥の院と伝えられています。中世以降、山岳信仰の場として開かれたと思われます。正法寺が祭主となり、神仏習合の象徴として、正法寺の檀家であった喜々津村、大草村、久山村の三村の人 びとが祀り、維持してきた記録が残っています。明治以降は中里の住民により祀られ、毎年4月13日は虚空蔵祭りが行われています。
虚空蔵菩薩とは天空・包蔵の意で、養老2(718)年に奈良大安寺の道慈律師によってもたらされました。