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伝「円通寺」跡の石塔群

ページ番号:0001248 更新日:2023年2月1日更新 印刷ページ表示

重ねて置いてある石塔群の写真

よみがな

でん「えんつうじ」あとのせきとうぐん

指定区分

市指定有形文化財

指定年月日

平成10年7月3日

所在地

諫早市多良見町中里200-1

交通

県営バス「喜々津橋」徒歩10分

堂宇周辺は円通寺跡と伝えられ、集められている石塔群は10個、内7個が緑泥片岩製です。
緑泥片岩製の宝篋印塔基礎石に「天叟 応永四年丁丑」(1397)年、「皈真一翁純禅定門聖儀、応永丗一年甲辰六月廿九日敬白」、「□真覚□□ 禅定門灵位 文明六年甲午六月□日」の刻字が鮮明に残っており、当時の土地の有力者の存在を示す貴重な資料です。
堂宇には子持観音と薬師如来が安置されており、安産の仏様として参詣が多かったといいます。
近隣の住民の信仰により維持されてきましたが、平成7年住宅造成の折に現在の堂宇が再建されました。

円通寺跡と書かれた石碑と石塔群、お地蔵様、それらをおいている建物を一緒に撮った写真