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飯盛鬼塚古墳

ページ番号:0001242 更新日:2023年2月1日更新 印刷ページ表示

飯盛鬼塚古墳を上方向から写した写真

よみがな

いいもりおにづかこふん

指定区分

市指定史跡

指定年月日

平成12年1月12日

所在地

諫早市飯盛町後田2387

交通

県営バス「江の浦」徒歩20分

平成11年、県が行った圃場整備事業に伴う発掘調査の際に発見された古墳時代の埋葬施設です。
この古墳は6世紀後半の築造と思われ、橘湾、天草灘を一望する高台に立地します。盛土はなく、石室上部の石材も、戦前に特別攻撃艇格納庫の石材として使用されていたため消失し、石室の下部構造のみが残っています
本来の天井高は2.5m程と推測され、残存していた石室は2.1m×1.4m程の規模で、床面には石材が敷かれています。石室内からは直径3cm程の金環(耳飾り)や須恵器が出土しました。
有明海沿岸に比べ、古墳の分布が希薄な橘湾沿岸において発見された点で貴重な遺跡です。

出土したと伝えられる瑪瑙製「勾玉」の大きさがわかるように定規と並べて置いている写真
出土したと伝えられる瑪瑙製「勾玉」(個人蔵)

石室内から出土した「金環」の大きさがわかるように定規と並べて置いている写真
石室内から出土した「金環」