本文
慶師野の将棋墓
よみがな
けいしののしょうぎばか
指定区分
市指定有形文化財
指定年月日
平成14年4月3日
所在地
諫早市森山町慶師野
交通
県営バス「森山図書館前」徒歩15分
江戸時代後期に「川柳の師」と仰がれた中山五平のお墓です。五平の川柳の弟子にあたる柳宝庵董来によって、天保3(1832)年9月11日に建立されました。墓石の裏面には、「年八拾七歳にして佛国(あの世)に満入せり、俗名搗餅(とうへい)とて、茲に筆を立て一句を手向く」と記し、続いて「吹移す風やこめて立つ山家」と董来の一句がしたためてあります。
生前の五平はよほどの将棋好きであったと思われ、他に類を見ない珍しい形の墓石です。