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「いさはや暮らし体験談」No.11 〜地域まるごと家族のような町〜


ページ番号:0014671 更新日:2023年6月8日更新 印刷ページ表示

水戸部 友菜(みとべ ゆうな)さん

2022年1月に東京都から諫早市大草地区へ移住した水戸部さんご一家。妻の友菜さまは長崎市の出身。大学卒業後、県外に出て看護師として勤務。夫の優太さまは山形県出身。東京での生活を経て友菜さまの祖父母の実家である大草地域に移住。夫婦・子3人の5人家族。

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移住のきっかけは?

今住んでいる家は、もともと祖父母が住んでいたので、懐かしく思い入れのある場所でした。誰も住まなくなってからは空き家の状態が続いていて、取り壊す話も出ていたくらいでしたが、数年前にこの家を訪れた際に、「いつかこの家に住めないかな…」と何となく感じていました。東京では色んな方に出会えて刺激的で楽しい時間ではありましたが、長く住む場所ではないな、という思いもどこかにありました。色々な思いが重なる中で、「私たちが本当に求めている暮らし」は何だろうと考えて、家族で話し合った結果、祖父母が住んでいた家を引き継いで家族で暮らすことに決めました。

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移住後の暮らしはどうですか?

移住してすぐは、引越しや家の改装などで慌ただしい日々を過ごしていましたが、最近はようやく落ち着き、どんどん大草の良さを感じる毎日です。祖父母が住んでいたこともあって、地域の方々によく声をかけてもらっています。皆さん本当に人が良くて、これまでもお漬物をくれたり、旬のタケノコを頂いたり、家の改装を手伝ってもらったり、地域の方々の温かさに感動しています。また子育て中でもあるので、子どもを通じて地域の方々とつながったり、同じ小学校に通っている地域の子どもたちが、学年関係なく息子や娘と遊んでくれたりする姿を見て、とても恵まれた子育て環境だなと感じています。また、通りがかる人との挨拶や声掛けといった日々のちょっとしたコミュニケーションは、日常を過ごす上でとても大事だなと思っていますが、それが当たり前のようにできている地域に住めていることに感謝しています。

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移住を機にチャレンジしていることや目標はありますか?

色々とやってみたいことはあります。例えば、大草地域は美しい海も山もあり、田んぼも畑もあって、子どもたちにとっては自然遊びの宝庫ですが、思ったよりも自然の中で遊んでいる子どもたちを見かけないなと、移住後に感じました。自然は危険が伴うことは確かですが、自由な発想で自ら楽しんだり考えたりするのに持ってこいの環境だとも感じます。「もっと自由に遊んでいいんだよ」というようなメッセージを何かしらの形で表現することで、安全で安心して外遊びができる環境が作れたらいいなと思っています。あとは、地域の住民の方々や移住された方々とももっと知り合いたいですね。色んな方とつながることで、アイデアも出来ることも増えると思います。地域みんなで支え合いながら暮らしていくことが理想です。

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(家の前に広がる風景)

移住希望者へのアドバイス

私たちがそうだったように「自分がどんな暮らしを求めているか」を考えることが大切なのかなと感じます。自然環境や立地も大事ですが、どのような人たちに囲まれて過ごしたいかという視点も大事ですね。色んな地域があって迷うこともあるかもしれませんが、直接足を運んで風土を感じたり、地域の方々とお話する機会があるとより移住後の暮らしのイメージが湧くかと思います。自分や家族が自然体でいられる場所や空間がきっとあるはずです!