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  • 更新日時:2020年4月7日

国営諫早湾干拓事業

目次
  1. 干拓の歴史
    諫早湾は干拓の歴史
  2. 災害の歴史
    台風や集中豪雨による被害を受けやすい地域
  3. 国営諫早湾干拓事業の概要
    諫早湾干拓事業に至る変遷及び概要、事業の効果などの説明資料
  4. 諫早湾干拓地へのご案内
  5. 干拓農地の風景
    干拓農地では平成20年度から営農が開始され、環境に配慮した環境保全型農業が大規模に展開されています
  6. 干拓地等の利活用
    諫早湾干拓事業で創出された干拓地や干陸地等の有効活用を図り、地域のにぎわい創出に取り組んでいます。

1.干拓の歴史

諫早湾は干拓の歴史
諫早湾沿岸地域は、阿蘇九重山系の火山灰質の土砂などが筑後川などの河口に流され、それが有明海の反時計回りの潮流により、諫早湾奥部へと供給され続け、沿岸部の多い所で1年に5センチメートルも干潟が堆積すると言われています。
この干潟の堆積により、諫早湾沿岸地域では、排水路や河口等が閉塞され、さらに背後地よりも干潟の標高が高くなることから、背後地の排水が困難となってしまいます。
その干潟を干拓し、排水を確保するとともに、その干拓地は農地として活用が図られてきました。この干潟の堆積と干拓が繰り返され、今の諫早平野が形成されています。歴史的には、鎌倉時代の末期(1330年)のころから干拓が行われてきたと言われています。

干拓の変遷

干拓の歴史、変遷地図

(資料:「諫早湾干拓の歩み」財団法人諫早湾地域振興基金)

2.災害の歴史

台風や集中豪雨による被害を受けやすい地域
諫早は地理的に集中豪雨に見舞われやすく、また台風の常襲地帯でもあることから、昭和32年の諫早大水害をはじめ、これまでに幾度となく災害が発生し、被害を被ってきました。特に干拓を繰り返し、海水面より低い低平地の多い諫早平野一帯では、有明海の約6メートルという日本一の干満差の影響もあり、満潮時の大雨の際には長時間にわたり内水の排除が出来ないことから、湛水・冠水被害が生じやすく、また海岸沿いでは台風による高潮被害に苦しんできました。

3.国営諫早湾干拓事業の概要

目的

  1. 防災機能の強化
    高潮、洪水、常時排水等に対する地域の防災機能を強化すること。
  2. 優良農地の造成
    かんがい用水が確保された大規模で平坦な優良農地を造成し、生産性の高い農業を実現すること。

計画対象地域
諫早市、雲仙市

総事業費
2,530億円

事業内容
詳しくは、事業内容をご覧ください

事業の経緯
詳しくは、事業の経緯をご覧ください

もう少し詳しくお知りになりたい方は、諫早市作成の諫早湾干拓事業の概要(PDF:701KB)をご覧いただくか、九州農政局ホームページ(外部サイトへリンク)長崎県ホームページ(外部サイトへリンク)を参照ください。

諫早湾干拓事業の航空写真

諫早湾干拓事業の航空写真

(出典:九州農政局諫早湾干拓事務所)

4.諫早湾干拓地へのご案内

5.干拓農地の風景

麦の収穫風景
大区画のスケールメリットを生かし、県内では類を見ない大型機械による収穫作業は圧巻です。
(撮影日:平成29年5月26日)

大型機械による麦の収穫状況

大型機械による麦の収穫作業

大型収穫機から10トントラックへの麦の積み込み状況

一辺が600メートルもある麦畑の収穫状況

キャベツの収穫風景
大型の収穫機で収穫されることもあるようですが、この日は一つ一つサイズを確認しながら手作業で収穫が行われています。
(撮影日:平成29年5月26日)

キャベツの収穫作業

手作業によるキャベツの収穫、箱詰め作業

玉ねぎの収穫風景
玉ねぎピッカーという大型の機械で玉ねぎを拾い上げていきます。機械だけでは対応しきれない玉ねぎの根切り作業などは、一つ一つ手作業で行われています。
(撮影日:平成29年5月29日)

玉ねぎピッカーによる収穫作業

玉ねぎピッカーによる収穫作業

玉ねぎの根切り作業

大規模な干拓農地では、環境保全型農業により、減農薬、減化学肥料を推進しており、安全で安心な農産物が生産されています。生産されるそのほとんどが契約栽培で、一般に市場に出回ることは少ないですが、ドレッシングや、コンビニの惣菜、外食チェーン店など多様な場所で使用されており、皆さんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。

6.干拓地等の利活用

1.調整池の生態調査
諫早湾干拓事業で創出された調整池において、竿釣りや投網、刺し網による生態調査を実施し、フナや手長エビ、絶滅危惧種のエツなど多くの生物が生息しており、新たな生態系が形成されていることがわかりました。

調査結果

調査日 エツ ヘラブナ ギンブナ ナマズ コイ モツゴ 手長エビ 底泥
平成29年7月27日 7尾 2尾 1尾 10尾 ガタ土
(無臭)
平成30年5月16日 20尾 7尾 3尾 1尾 3尾 34尾 ガタ土
(無臭)
令和元年 6月5日 10尾 70尾 53尾 133尾 ガタ土
(無臭)

調査の様子

潜堤での釣り調査の様子

釣り調査

船上からの投網による調査の様子

投網調査

刺し網を回収し、魚を回収している様子

刺網調査

前日に仕掛けた、仕掛網籠を回収する様子

仕掛網籠による調査

調整池の底泥すくって状況を確認している様子

底泥調査

2.諫干にぎわい創出事業
諫早湾干拓事業によってもたらされた干陸地や調整池など豊かな地域資源の利活用を進めて、地域に賑わいを創出するため、県央振興局や地元関係団体などとともに「諫早湾干拓にぎわい創出協議会」を組織して、様々な取組を実施しています。

(1)いさかん釣り体験会(令和元年10月27日)
諫早湾干拓にぎわい創出協議会・水辺の賑わいづくり作業部会(事務局:諫早市干拓室)では、市民の皆さんをはじめ多くの皆さんに、本明川下流及び調整池等の水辺に親しんでもらい、賑わいを創出するため、第17回「300万本のコスモスまつり」(主催:NPO法人拓生会)に合わせて、高来町深海地先の干陸地において、「いさかん釣り体験会」を開催しました。
当日は、親子連れなど100名を越える皆さんに参加していただき、魚釣りを楽しんでもらいました。

釣り体験会の様子

たくさんの親子連れが釣り体験を楽しみました

釣り体験を楽しむ子どもたち

大人も釣りを楽しむ様子

釣った魚を水槽で眺める

(2)いさかん星空観測会(令和2年2月22日)
諫早湾干拓にぎわい創出協議会では、中央干拓地が住宅地等の灯りから離れ、夜間の通行車両も僅かという環境を活かして、市民の皆さんをはじめ多くの皆さんに、中央干拓地が天体観測に適した場所であることを知っていただき、賑わいを創出するため、中央干拓地広場において、「いさかん星空観測会」(事務局:諫早市干拓室)を開催しました。
当日参加者は、屋外に設置されたこたつで温まりながら、専門家による星空の解説を楽しんだり、天体望遠鏡をのぞいて冬の星座を見つけ歓声を上げたりと、夜の中央干拓地広場には温かな笑顔があふれていました。

星空観測会の様子

こたつに入って、専門家による星空解説

天体望遠鏡で星空観測を楽しむ

干陸地に輝くイルミネーション

このほかの取組につきましては、県央振興局ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

 

お問い合わせ
農林水産部 干拓室
〒854-8601 長崎県諫早市東小路町7-1(本庁・別館3階)
電話番号:0957-22-1500
ファクス:0957-22-2602

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