空前の猫ブームである近年、かわいらしい表情やしぐさに癒され、猫を家族の一員として迎え入れるご家庭も多くなっています。

しかし一方で、市には、日常的に猫に関する苦情(不適正な飼い方による「フン尿」の被害や「車に傷をつけられた」「庭が猫のたまり場になっていて困っている」など)があり、年々増加の一途をたどっています。

飼い主には終生飼養(その命を終えるまで適切に飼養すること)の責任があります。

猫も猫が好きな人も猫が苦手な人も、幸せにストレスなく安全に暮らせるように、そして交通事故や感染症、殺処分によって、なんの罪もない猫の命を奪うことのないように、次のことを守るようにしましょう。

無責任な餌やりはやめましょう  野良猫には餌を与えないでください。

「おなかを空かせてかわいそうだから」とえさを与え続けると、猫は繁殖能力が高い動物ですので、1年後には1匹のメス猫から20頭以上の子猫が生まれる可能性があります。

市に寄せられる猫に関するご相談の多くは、このえさやりによる増え続けた猫の「フン尿」、「悪臭」に関するものがほとんどです。無責任なえさやりは、生活環境の被害だけではなく飼い主のいない不幸な猫を増やすことにつながってしまいます。

保健所に収容される猫の多くは、子猫が大半であり、殺処分の対象となっているのが現状です。

動物の殺傷・虐待・遺棄は犯罪です

つぎのことを行うと、「動物の愛護及び管理に関する法律」違反として処罰の対象となります。

  • みだりに殺したり傷つける
    5年以下の懲役または500万円以下の罰金
  • 十分なエサや水を与えない、病気の放置などで衰弱させる、飼えなくなったなどの理由で捨てる
    100万円以下の罰金または1年以下の懲役

動物の飼い主の責任には、動物を正しく飼い、愛情を持って扱うことだけでなく、最期まできちんと飼うことも含まれます。

飼えないからと動物を捨てることは、動物を危険にさらし、飢えや渇きなどの苦痛を与えるばかりでなく、近隣住民にも多大な迷惑になります。

動物を遺棄、虐待する行為を見かけた方は、

最寄りの「警察署」または「県民生活環境部生活衛生課 (095ー895ー2364)」へ連絡してください。

猫を飼うなら「完全室内飼い」

「退屈しないかな?」「ストレスがたまりそう」「かわいそう」などと感じる方も多いと思います。ですが、私たち人間が生活している外の世界は、猫にとって危険がたくさん潜んでいます。

「完全室内飼い」をすることで、他の社会や動物との接点が減少しますが、その分飼い主が毎日コミュニケーションを図り、話しかけたり、なでたり、猫じゃらしなどのおもちゃを使って遊んだりする時間を作ると、様々なメリットがうまれます。

ネコ室内飼い

「完全室内飼い」にすることのメリット

  • 交通事故にあう危険がゼロになる
    「運転しているときに急に猫が飛び出してきた」という経験がある方は、少なくないと思います。猫には危険意識が少なく、車が危険であるという判断が残念ながらできません。実際に、諫早市での令和元年度における動物死体回収頭数は、猫だけで672頭にのぼり、その割合は48.1%と全体の半数ほどを占める割合となっています。(※交通事故死以外の回収も含みます。)「完全室内飼い」をすることは、大切な家族である猫が交通事故にあう危険を事前に防ぐことにつながります。
  • 感染症にかかる危険やケガの予防ができる
    屋外で常に生活をしている他の猫と接触することがなくなり、猫白血病ウイルス感染症や猫エイズウイルスなどの感染症にかかるリスクを大幅に減らせます。また、原因不明のケガをして帰ってくるというような心配もなくなります。
  • ご近所トラブルが少なくなる
    「フン尿」の被害や、「車などの破損」「鳴き声」など、猫が原因でご近所トラブルとなってしまう事例が、近年とても増えています。ご自宅の猫が家族の知らない間に、ご近所の方に迷惑をかけることがあったとしても、猫は今日あったことを話すこともできませんし、ご近所の方も猫の飼い主に「迷惑だ」と言えずに困ったり、我慢しているかもしれません。「完全室内飼い」をすると、猫も飼い主もご近所さんも悲しい思いをすることが少なくなります。
  • 虐待などの被害にあうことがなくなる
    動物の殺傷・虐待・遺棄は犯罪です。しかしながら、全国では猫が虐待されたという悲しい事件が起こっているのも事実です。「完全室内飼い」をすることで猫を虐待などの犯罪から守ることもできます。

~猫に快適な室内環境を作りましょう~

  1. 「室内の安全対策」を!
    脱走しないように窓や扉の戸締りを徹底し、危険なもの(電気コードや観葉植物)を片付けましょう。
  2. 「外を眺める場所」を!
    猫にとって窓の外を見ると刺激が与えられ、「退屈」を感じにくくなります。とくに鳥を見ることを好みます。
  3. 「くつろげる場所」を!
    やわらかい布の上や、暖かい場所を好みます。
  4. 「隠れる場所」を!
    猫はとても臆病な動物です。驚いたときに猫が逃げ込めるスペースを用意すると安心します。
  5. 「トイレはきれい」に!
    猫はとってもきれい好きです。トイレは常にきれいにしておきましょう。
  6. 「運動できる場所」を!
    上下運動や入り組んだ動線を作ることで、運動ができ、肥満の防止やストレス解消にもつながります。
  7. 「爪とぎができる場所」を!
    猫は爪とぎの習性がありますが、専用の爪とぎを用意することで家具や柱を傷つけないようになるといいます。おすすめは縦型のタイプと床置きのタイプの両方を使うことで猫も楽しめるみたいです。
  8. 「ケージに入る習慣」を!
    子猫のうちからケージに入ることを習慣づけることで、災害時や入院時などいざというときに役に立ちます。洗濯ネットに入るとおとなしくなる猫もいるみたいですよ。
不妊・去勢手術をさせましょう

ネコ不妊去勢
動物は本能で繁殖を行い、自らの意思でその繁殖をコントロールすることができません。

猫は生後4~6ヶ月で子猫を産めるようになります。妊娠期間はわずか60日。メス猫の発情期は年に2~4回おとずれ、1回に4~8頭の子猫を産みます。

例えば、発情期の度に妊娠をすると、メス猫1頭から「1年後には20頭以上。2年後には80頭以上。3年後には2,000頭以上…」の子猫が生まれる計算です。

想像してみて下さい。生まれた子猫を、いざ知人などに譲渡を試みるも貰い手には限界があります。保健所へ収容された子猫は、そのほとんどが殺処分という悲しい結末に至るのです。

子猫が生まれても最後まで責任をもって世話をすることができない場合は、何の罪もない命を奪うことのないように、手術を受けさせましょう。

飼い猫には首輪をつけましょう

飼い猫には、首輪をつけ飼い主の名前や連絡先等を明記してください。
万が一、猫がいなくなったとしても、首輪の情報をもとに飼い主の元へ帰ってくることができるようになります。
さらに、確実なものは「マイクロチップ」です。突然家から脱走したり、災害や盗難、事故等で首輪がない場合でも、マイクロチップは確実な身分証明となり、早期発見に有効な手段となります。

ネコマイクロチップ

 

お問い合わせ
市民生活環境部 環境政策課
〒854-8601 長崎県諫早市東小路町7-1(本庁・ 本館5階)
電話番号:0957-22-1500
ファクス:0957-22-2579

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