高城回廊
高城回廊は、諫早公園、高城公園、諫早図書館、御書院などを水と緑で結ぶ、一周約1.3㎞の情緒豊かな散策路です。 平成16年には諫早図書館と諫早公園芝生広場をつなぐ新しいルート、「オシドリの散歩道」も完成し、さらに御書院(庭園内)も自由に散策できる(※1)ように開放され、諫早の歴史と豊かな自然をより深く感じることができるようになっています。
散策路は木製のチップで舗装されており、一歩ごとに柔らかく心地よい感触が、足の裏を優しく包み込みます。

御書院
諫早家初代・龍造寺家晴公によって構築された広大な庭園です。広さは約6,700㎡で、正面に芝山を築いて樹木を配置し、中ノ島に石橋を架けるなど、池を中心とした桃山様式の 廻遊式庭園となっており、園内にある樹齢500年以上のクスノキ、太鼓橋、月見灯籠は往時を偲ばせます。
御書院とは本来、庭園内に建てられた屋敷のうちの一つの建物を指し、もともと佐賀藩主の接待などの公式行事に使われていたようです。しかし、諫早家の屋敷の中で唯一残っていた御書院も、諫早大水害後の昭和41年に取り壊されてしまい、今は庭園のみが残っています。
庭園の池は昔、オシドリの池と呼ばれていて、戦前から戦後にかけての一時期には、オシドリの渡来地として国の天然記念物にも指定されていました(※2)。

高城公園
眼鏡橋と商工会館との間にある公園で、木陰が多く市民の憩いの場となっています。公園内にあるじゃぶじゃぶ水路では、暖かい日には子どもたちが裸足になって水と戯れる光景がよく見られます。
公園の中ほどには、大悲観世音像が静かにたたずんでいます。これは諫早大水害の被害にあわれた方々の冥福を祈り、その御霊を慰めるために昭和37年7月25日に建てられたものです。そのまなざしは、公園でくつろぐ市民と本明川を優しく見守っています。

歴史たたずむ小野用水
市役所と市民センターの間を、ひっそりと流れる水路があります。これは小野用水といって、平成18年2月に農林水産省の選定した疎水百選(※3)に、県内でただ一つ選ばれた水路です。普段見落としてしまうような小さな流れにも、諫早の歴史と豊かな自然をしっかりと感じることができます。

耳にせせらぎ目に緑
高城回廊は諫早の中心市街地のオアシスともいえるやすらぎの空間です。水路にはフナやハヤの群れが泳ぎ、石の上では亀(※4)がのんびりと甲羅干しをしています。苔むした木々は季節ごとに違った表情を見せ、回廊は訪れるたびに新しい発見であふれています。諫早の歴史や文化に思いをはせながら、一度ゆっくりと散策してみませんか。

※1
-御書院の散策について-
散策期間
3月1日から5月31日まで、および9月1日から11月30日まで(ただし、毎週月曜日は休み)、なお、その他の月は土・日曜日、祝日に見学できます。
(注)諫早高校の行事などで臨時的に見学できない日もあります。
時間
午前10時から午後4時まで
入退場門
御書院への出入りは、専用の入退場門からお願いします。
お願い事項
御書院は諫早高校の敷地内ですので、飲食や喫煙、木や花を取る、犬の散歩、張り紙や広告、ごみ捨て、弓道場に入ることなどは行わないでください。
なお、茶室(御書院の建物)は通常、一般利用はできませんが、利用を希望される場合は諫早高校の許可が必要です。
詳しいおたずねは、諫早市緑化公園課まで。
※2
昭和32年の諫早大水害によって池が土砂に埋まってしまったため、昭和34年には天然記念物指定地を解除されてしまいました。
※3
疎水とは、潅漑や舟運のために、新たに土地を切り開いて水路を設け、通水させることをいいます。
疎水百選とは、農林水産省と「疏水百選」実施事務局が合同で、日本の農業を支えてきた代表的な用水を選定したもので、用水によりもたらされる“水・土・里”(みどり)を次世代に伝え、維持する ための活動です。
※4
高城回廊付近には昔から亀が多かったのでしょうか。不思議なことに、かつて諫早地方を治めていた西郷氏には、亀にまつわるお話が多く残っています。

【参考文献】
諫早を歩く(山口八郎 著)
高城の史跡散歩(諫早高城会 著)

新緑に包まれた高城回廊
高城回廊

静かにたたずむ御書院
御書院

新緑に包まれた高城公園
高城公園

清らかな水が流れる小野用水
小野用水

亀ものんびりと休憩するやすらぎの空間
やすらぎの空間

お問い合わせ
総務部 秘書広報課
〒854-8601  長崎県諫早市東小路町7-1
(秘書担当:本庁・本館4階)
(広報担当:本庁・本館5階)
電話番号:0957-22-1500
ファクス:0957-23-6031

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