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国営諫早湾干拓事業
■問い合わせ先/干拓室(0957-22-1500)

【目次】
(1)干拓の歴史
◆諫早湾は干拓の歴史
(2)災害の歴史
◆台風や集中豪雨による被害を受けやすい地域

(3)国営諫早湾干拓事業の概要

◆諫早湾干拓事業に至る変遷及び概要、事業の効果などの説明資料

(4)諫早湾干拓地へのご案内


(1)干拓の歴史

◆諫早湾は干拓の歴史
 諫早湾沿岸地域は、阿蘇九重山系の火山灰質の土砂などが筑後川などの河口に流され、それが有明海を反時計回りの潮流より諫早湾奥部へと供給され続け、堤防の前面などに年間約5p程度のガタ土の堆積が進み、干潟が発達しています。
 このため、諫早湾沿岸地域の河口付近沿岸は、背後地よりも堤防の前面の干潟が高くなってしまい、慢性的な排水不良となるため、この干潟を堤防で囲むことにより、古来(記録によれば、約1330年南北朝の頃)から干拓が行われてきました。

有明海から供給されるガタ土の堆積のため「干拓」は避けられない

 

○干拓の歴史

(出典:「諫早湾干拓の歩み」(財)諫早湾地域振興基金)


(2)災害の歴史

◆台風や集中豪雨による被害を受けやすい地域
 有明海は日本一の干満差(約6m)があることから、低平地である諫早湾沿岸地域は、潮受堤防が完成するまで、台風による高潮被害を受ける危険性が高い所でした。また、梅雨時期などに集中豪雨が発生しやすい所で、洪水被害を蒙っています。

過去、幾度となく災害被害を蒙っている

 

○明治以降の災害の歴史

年号 年月日 災害と被害内容
明治 44.09.07 床上・床下浸水623戸、山崩れ65件
大正 03.08.23 河川堤防決壊273箇所
08.08.15 暴風雨 死者2名、家屋全壊63戸
昭和 02.07.05 本明川大氾濫 床上浸水1935戸
05.07.18 暴風雨 真崎小、有喜小、小栗小校舎倒壊
11.06.27〜07.12 諫早豪雨 620o、死者2名、家屋全壊9戸、半壊13戸、一部損壊21戸、流失1戸
12.07.27 本明川氾濫 200戸浸水
31.08.16 台風9号 死者4名、石垣決壊2堤防、護岸決壊5
31.09.09 台風12号 住家全壊3、護岸決壊1
32.07.25 諫早大水害 死者行方不明者630人
37.07.08 九州北西部豪雨 諫早330o、2500戸浸水
39.06.12 白原町堤防決壊(150m)
57.07.23 長崎大水害 死者3名、全壊2、半壊12、床上浸水978戸
60.08.31 高潮(諫早湾沿岸) 床上浸水18戸、床下浸水40戸
平成 03.09.13 台風17号 負傷者6名、一部破損3000世帯、非住家7棟
03.09.27 台風19号 死者1名、負傷者18名、全壊4棟、半壊15世帯、一部破損12100世帯、非住家72棟
09.07.07〜07.13 九州地方大雨 中央地区733o、小栗地区956o、床上浸水4戸、床下浸水66戸
11・07.23 諫早地方集中豪雨 諫早(23日9時〜10時)101o、床上浸水240戸、床下浸水471戸、全壊家屋  1棟、半壊家屋1棟、一部損壊家屋3棟

(出典:諫早市地域防災計画書から抜粋)


(3)国営諫早湾干拓事業の概要

国営諫早湾干拓の概要

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○事業の主な経緯

年月 主な経過
昭和61年12月 事業計画決定
昭和63年3月 公有水面埋立承認
平成4年10月 潮受堤防及び排水門工事に着手
平成9年4月 潮受堤防の締切り
平成11年3月 潮受堤防の完成
平成11年12月 変更計画の決定(工期の延長等)
平成14年6月 変更計画の決定(規模縮小等)
平成16年2月 営農意向調査の実施
平成17年9月 知事が諫早湾干拓営農の基本方針を表明
平成19年3月 県は公募基準を策定・公表
平成19年5月 長崎県農業振興公社が配分申込書を提出
平成19年7月 長崎県農業振興公社が配分通知の交付
平成19年8月 営農者の公募 約1.5倍の996haの応募
平成19年12月 営農者を選考決定
潮受堤防を道路として供用開始
平成20年3月 事業完了
平成20年4月 41経営体により営農開始

 

○目的

@かんがい用水が確保された大規模で平坦な優良農地を造成し、生産性の高い農業を実現すること。
A高潮、洪水、常時排水不良等に対する地域の防災機能を強化すること。

 

○事業概要

全体概要

項目

面積・容量

(1)流域面積

249ku

(2)締切面積

3,470ha

○普通畑(かんがい面積)

638ha

中央干拓地

550ha

小江干拓地

88ha

○農業用施設用地

34ha

○宅地等用地

10ha

○道水路等用地

122ha

○堤防用地(内部堤防)

55ha

○池沼

11ha

○調整池面積

2,600ha

(3)有効調整容量

79,000千m3

 

工事主要計画

区分

延長

天端標高

堤防形式

潮受堤防 7,050m EL(+)7.0m 捨石式傾斜堤
内部堤防 11,070m EL(+)3.5〜4.0m 緩傾斜堤
前面堤防 4,070m EL(+)3.5m
北部堤防 1,900m EL(+)4.0m
南部堤防 1,830m EL(+)3.5m
小江堤防 3,270m EL(+)3.5m

区分

延 長

有効幅員

幹線道路 3.5km 5.5m
中央干拓地 支線道路 20.4km 5.5m
小江干拓地 支線道路 2.2km 5.5m
合計 26.1km

区分

延 長

備考

中央干拓地 幹線排水路 1.9km 排水機場1カ所
支線排水路 8.9km
小江干拓地 支線排水路 2.3km
合計 13.1km

区分

延 長

備考

中央干拓地 用水路 17.2km 揚水機場1カ所
小江干拓地 用水路 4.0km 揚水機場1カ所

合計

21.2km

○総事業費

2,530億円

 

○計画対象地域

2市
(諫早市、雲仙市)

 

○諫早湾干拓事業の航空写真(出典:九州農政局諫早湾干拓事務所)

 

 

※国営諫早湾干拓事業については、農林水産省長崎県のホームページでも参照できます。


(4)諫早湾干拓地へのご案内

諫早湾干拓地への案内図

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